IT屋さんにおすすめの資格3選【難易度と勉強方法も解説します】

大人の学び方
読者の方
読者の方

・IT資格の勉強をしようと思うのですが、おすすめはありますか
・IT資格は多すぎて、どれがいいのかわかりません

IT業界は資格が多すぎます。
1つ資格を取るためには、短くても数ヶ月~半年の学習期間が必要になるので、
目的をしっかり定めて必要な資格だけを取るようにしましょう。
そうしないと、時間がもったいないです。

本記事では、まずIT資格を取る目的を解説します。
そのうえで、IT関係者におすすめの資格を3つ紹介します。
あわせて、それぞれの勉強方法・教材も紹介しますので、
ぜひ参考にしてみてください。

おすすめを紹介する前にIT資格を取る目的について考える

IT資格を取る目的とは何か【プロモーションツールです】

職業によっては資格(免許)を持っていないと仕事ができないものがあります。
医師や弁護士はその典型です。

しかし、IT業界にはそういった類の資格はありません。
何も資格を持っていなくても超重要システムのプログラムを書くことができますし、
大企業のIT戦略を提案することもできます。

IT資格はたくさんありますが、
結局は「その人の能力が一定水準以上にあること」を
証明するためのものでしかありません。
平たく言えば、ただのプロモーションツールなのです。
実際、資格を持っていなくても優秀なエンジニアはたくさんいます。

つまり、IT資格を取るための目的は、
「私、結構優秀ですよ」とクライアントへのアピールに使ったり、
転職のときに面接員へのアピールに使うため。これだけです。

それでもIT資格を取りましょう

「転職するつもりもないし資格は取らなくていいか。」
これまでの話を聞くと、そう思うかもしれません。

しかし、私は資格取得をおすすめします。
それはなぜか。
あなたが「損をしない」ためです。

IT業界は、基本的にプロジェクトで動きます。
プロジェクトの中にいると誰が優秀なのかよく見えるのですが、
プロジェクトの外に出ると、実は個人の能力差はとても見えづらいです。

同じようなキャリアを持った2人の中堅社員がいて、
どちらかを次のリーダーもしくは昇格させようとしたときに、
何を根拠に判断しますか。

当然、その判断には客観性が問われます。
「あいつのほうが優秀だから」という主観的な理由は許容されません。

その時に比べやすいのが資格です。
特に、IT業界は資格ホルダーが多い業界です。
私の仕事仲間にも、IPAの情報処理技術者試験を全クリアしている人が何人かいます。

そのレベルで戦う必要はないですが、
資格ゼロは、あなたのキャリアアップを妨げるリスクになるのです。

資格をたくさん取る必要はありません。
インパクトのある資格を1つか2つ持っていればOKです。

自分の上司が「次の大役はあいつに決めよう」と思ってくれたときに、
その上司に客観的な理由を与えてあげるだけの資格であればいいのです。

IT資格には国家資格と民間資格がある【おすすめは国家資格】

では、おすすめの資格について解説していきます。
IT資格には国家資格と民間資格(ベンダー資格)があります。

まず、国家資格ですが、
独立行政法人である情報処理推進機構(IPA)が実施している
情報処理技術者試験が該当します。

出典:情報処理推進機構(https://www.ipa.go.jp/index.html)

次に、民間資格(ベンダー資格)ですが、
OracleやCisco、Microsoftなどが実施している試験になります。
ITコーディネーターやPMPなど非営利団体が行っている試験も民間資格に含まれます。

大事な点として、民間資格は更新期限があるものが多いということです。
何年かに1回の更新をしないと資格は失効します。

一方で、IPAが実施する国家資格は、一度合格してしまえば永久に失効しません。
これが私が国家資格をおすすめする一番の理由です。

また、国家資格は総合力を問う試験が多く、また保証元が国ということで、
トレンドが目まぐるしく変わるIT業界においても
格が落ちにくい資格であると言えます。

IT屋さんにおすすめの資格3選

私がおすすめする資格は以下の表の3つとなります。
あえて、ITではない資格として日商簿記を入れました。

では、1つずつ解説していきます。
勉強におすすめの教材も合わせて紹介します。

おすすめの資格(1):応用情報技術者試験

まずIPAでは、応用情報技術者試験の合格を目指しましょう。
難易度と知名度を踏まえて考えると、IT業界に身を置く人にとっては、
持っておくべき最低ラインの資格だと思います。

おすすめの資格(2):プロジェクトマネージャ試験

IT系資格の目標としては、IPA高度試験の合格を目指しましょう。
IPA高度試験とは以下の9つの試験のことです。

①ITストラテジスト試験
②システムアーキテクト試験
③プロジェクトマネージャ試験
④ITサービスマネージャ試験
⑤システム監査技術者試験
⑥ネットワークスペシャリスト試験
⑦データベーススペシャリスト試験
⑧エンベデッドシステムスペシャリスト試験
⑨情報処理安全確保支援士試験

何を目指すかはご自身の専門性で決めてよいですが、
迷う人は「④プロジェクトマネージャ試験」がおすすめです。

この資格は知名度も高く、箔(はく)がつきやすいです。
また、どの専門性に進むにせよマネジメントスキルは必要です。

技術だけに尖った人材もかっこいいですが、
マネジメントもできて技術もわかる人材のほうがかっこいいですよね。

ちなみに、①~⑤は試験内容に120分の論文テストがあります。
結構大変ですので、しっかり対策しましょう。

おすすめの資格(3):日商簿記2級

IT資格ではないですが、IT屋さんにおすすめしたい資格としてあえて入れました。

簿記とは、お金に注目した企業活動の記録です。
戦略提案においても、商品企画においても、プロジェクトマネジメントにおいても、
ビジネスに携わる以上、簿記は本来必要不可欠な知識です。
しかし、簿記がわかるエンジニアは本当に少ないです。

今回、簿記についてはプロモーションツールではなく、
スキルアップのためのおすすめ資格として紹介しました。

IT屋さんにおすすめの資格まとめ

本記事では、以下の内容を説明してきました。

・IT系の資格の多くはただのプロモーションツールでしかない
・ただし、持っていないと損をすることがあるので資格は取ろう
・取得を目指すなら、更新期限のない資格にしよう
・応用情報技術者試験、プロジェクトマネージャ試験、日商簿記2級がおすすめ

実際に、私は入社後5~6年ぐらいでこの3つの資格を取りました。
当時の私は特に強い目的意識もなく取り組んでしまいましたが、
結果的に自分のスキルのベースラインを作ってくれました。

一度取ってしまえばそれで終わりなので、
目標をしっかり立てて取り組んでみてはいかがでしょうか。

では、また。

タイトルとURLをコピーしました