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- 投資信託を始めたいけど損をしたくない
- 投資信託のおすすめ銘柄を知りたい
そういう方に向けて本記事を用意させていただきました。
ぜひ、ご覧ください。
失敗しない投資信託の始め方とは
![](https://www.installer-blog.com/wp-content/uploads/2020/05/ben-white-1zA_mC846yU-unsplash_compressed-scaled.jpg)
私がおすすめする投資信託の始め方は以下の通りです。
①ネット証券で口座を作る
②以下の条件を満たす銘柄を選択する
(a) 米国株式が組み込まれたもの:米国株式で高成長
(b) 低コストのもの:購入手数料ゼロ、信託報酬0.5%以下
(c) 運用資産が30億円以上で増加傾向にあるもの
(d) 分配金を再投資してくれるもの
(e) 信託期限が無期限のもの
③毎月一定額を積み立てる
投資信託は手間をかけずに運用できる投資商品です。
正しい銘柄を選び、積立の設定をすれば、あとはほったらかすのみ。
バイ&ホールド(買ったら持ち続ける)こそ投資信託の基本戦略です。
それでは、具体的に説明していきます。
おすすめのネット証券と投資信託銘柄も後ほどしっかり紹介します。
投資信託が失敗に終わるただ1つの理由
![](https://www.installer-blog.com/wp-content/uploads/2020/05/photo-of-man-touching-his-head-3752834_compressed-scaled.jpg)
まず、よくない事例として投資信託で失敗してしまう例を見ていきましょう。
投資信託で失敗する理由、それは「正しい銘柄が選べていないから」です。
※正しい銘柄とは、戦略的に正しい(戦略に沿った)銘柄という意味です。
投資信託は基本的にリスクの低い投資です。
その理由は、低リスク投資の基本である「長期」と「分散」が
そのまま商品設計に反映されている投資商品だからです。
それでも、失敗する人がいるのは銘柄選びが間違えているからです。
例えば、特定業種や特定テーマに偏よった銘柄ばかり選んでいる場合です。
投資信託の原則は長期投資です。10年以上にわたって成長を続けてくれる銘柄を選ばなければなりません。
数年で移り変わるトレンドで儲けるための投資ではなのです。
逆にいうと、そういった回転率の高い投資を望むのであれば、投資対象は投資信託ではありません。
また、注意が必要なのは暴落局面です。
自分で自信を持って銘柄が選べていないと、暴落が来たら怖くなって売ってしまう可能性があります。
しかし、「この銘柄は長期で成長する」と自信を持って銘柄選びができていれば、
暴落しても必ず値は戻ると信じて待つことができます。
自信を持って暴落局面を乗り切るためにも、自分の戦略を明確にし、根拠を持って銘柄選びをすることの大切さがわかりますね。
投資信託の始め方を詳しく解説する【失敗したくない人向け】
![SP500と日経225の比較](https://www.installer-blog.com/wp-content/uploads/2020/05/johnson-wang-qG-hPxoAnRE-unsplash_compressed-scaled.jpg)
では、投資信託の始め方を詳しく解説していきます。
ネット証券で口座を作る
まず口座開設です。
証券会社はネット証券からしましょう。
ほったらかしが前提の投資商品に手厚いサービスは不要です。
手数料の安さを重視しましょう。
おすすめは楽天証券です。
楽天証券は、投資信託を積み立てると楽天ポイントが貯まります。
投資するだけで利回り1%が確定している状態です。すばらしいです。
私はSBI証券を使っています。
米国ETFの定期買付ができるので便利です。
成長銘柄を選ぶ
おすすめは米国株式が入った銘柄です。
その理由について、過去の実績と未来の予測の両側面から解説しますね。
まず、以下のチャートを見てください。
あなたなら、どちらの指数に投資しますか。
![](https://www.installer-blog.com/wp-content/uploads/2020/05/478fa0c001cb76e0705d1c0686c47687.jpg)
チャートは「日経平均(日経225)」と米国の代表的な株価指数「S&P500」です。
期間は同じ1980年~2020年までの約40年間ですね。
見てわかる通り、日経225がバブル期の高値を超えられず停滞している一方で、
S&P500は力強く高値を更新し続けています。
チャートとは過去の事実の記録です。
過去の事実を見る限り、米国株式はとても有望だということがわかります。
次は未来を予測してみます。
その国の未来を予測する時の重要な根拠の1つが人口構成です。
以下は、2015年と2035年の年齢の中央値の比較です。
※その国の人を若い順に並べたときのちょうど真ん中に位置する人の年齢のことです。
2015年 | 2035年 | |
中国 | 37.0歳 | 45.7歳 |
アメリカ | 38.0歳 | 40.8歳 |
イギリス | 40.0歳 | 42.7歳 |
韓国 | 40.6歳 | 49.4歳 |
ドイツ | 46.2歳 | 49.6歳 |
日本 | 46.5歳 | 52.4歳 |
見てわかる通り、先進国の多くは急速に高齢化が進んでいます。
しかし、アメリカは高齢化が非常にゆっくり進みます。
その理由は移民と出生率の高さですが、大事なのは20年後もアメリカはそれほど高齢化が進んでいないということです。
つまり、経済を支える働き手がまだまだたくさんいるということです。
チャートが示す過去、そして人口予測が示す未来、
この2つが私が米国株式に投資する理由です。
銘柄を選ぶ時に気を付ける条件
他に銘柄を選ぶときに気を付ける条件について書いておきます。
低コストのものを選ぶ
低コストのものを選ぶことが絶対条件です。
その条件を満たすものがインデックスファンドです。
インデックスファンドは、機械的に指数に連動させているため、人が動かしているファンド(アクティブファンド)に比べてコストが安いのが特徴です。
投資信託は、買うときの購入手数料、預かって運用してもらうコストとして信託報酬がかかります。
・購入手数料はゼロのもの
・信託報酬0.5%以下のもの(できれば0.1~0.2%程度のもの)
を選びましょう。
純資産が大きいものを選ぶ
純資産とは、ファンドが運用している資産のことです。
純資産が大きいほどファンドは安定しています。
目安として、純資産30億円以上であれば心配いりません。
もう1つ大事な点は、純資産が毎年増えているファンドであるという点です。
人気があり継続して資金の流入があるファンドは安心です。
分配金を再投資してくれるものを選ぶ
分配金を受け取らずに再投資に回してくれるものがあります。
分配金を受け取ると課税されますので、受け取らず再投資に回るほうがベターです。
(分配金とは株式でいう配当のようなものです。)
信託期限が無期限のものを選ぶ
信託期限とは、投資信託の運用終了日のことです。
投資信託は無期限のものが多いですが、信託期限がセットされているものもあるので気を付けましょう。
信託期限があるものを選んでしまうと、望まないタイミングで売却しないといけなくなります。
毎月一定額を積み立てる
「一度に用意できるお金がないから毎月コツコツ積み立てます」
すごく立派です。
しかし、毎月一定額を積み立てるという行為は、
実はそれ以上にとても重要な意味を持っています。
積立には時間分散の効果があるということです。
預金とは異なり、投資信託は価格変動します。
つまり、割高な期間もあれば、割安な期間もあります。
万一、割高のときに大量購入してしまうとその先の資産形成が不利になります。
そのため、一括購入せず、購入時期を分散することが効果的なのです。
毎月一定額を積み立てることは、価格変動リスクを抑える立派なリスク管理手法です。
私も積み立て投資をしています。
投資信託のおすすめ銘柄
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では、最後におすすめする銘柄をご紹介します。
私のおすすめは、eMAXIS Slimシリーズですね。
いずれも信託報酬0.1%前後の超低コストな銘柄です。
※数値はすべて記事執筆時点(2020年5月)のものです。
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)【信託報酬 0.097%】
米国株式指数S&P500に投資する銘柄です。私はこれに投資しています。
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)【信託報酬 0.114%】
先進国・新興国の約50ヵ国・地域に投資する銘柄です。
米国だけに投資するのはリスクがあるという考えの方にはこちらをおすすめします。
・eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)【信託報酬 0.154%】
さらにリスクを下げたい方へのおすすめがこちら。
株式だけでなく、債券やリートも組み込んで分散をさらに強めた銘柄です。
本記事では、投資信託の特性やおすすめの銘柄選択術を解説してきました。
投資信託は、始めてさえしまえば本当に手間がかかりません。
迷っている方も、これを機会に始めてみてはいかがでしょうか。
そうすれば、あなたも今日から投資家です。
では、また。