【まじめに考察】働かずに生きることは可能か?働かないで生きていく方法と必要な貯金額とは

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働きたくない

————【ご報告】————
ブログ運営の3年間を振り返って、【サラリーマン必読】超大手企業で部長をやっている私が副業ブログを始めた理由を執筆しました。
収入も安定・仕事も順風満帆そうな私が、なぜ副業ブログを始めたのか、その理由について記事にまとめています。ぜひ読んでやってください。

———【ご報告終わり】———

読者の方
読者の方

仕事ばかりしている人生に疑問を感じている。
一度限りの人生、自分の好きなことに時間を使いたい。
働かないで生きていくことは可能?

こんな悩みを解決できる記事を用意しました。

がむしゃらに仕事をがんばれた20代を過ぎるころ、特にこういう悩みが多くなります。
実際、私もそうです。

結論から言うと、働かないで生きていくことは可能です。

例えば、あなたが資産家の家に生まれた裕福な子供でなくても、働かないで生きていく人生に到達することができます。

ただし、働かずに生きるための条件を達成するには、時間がかかります。

この記事では、『働かずに生きるための条件』を明らかにしたうえで、『働かないで生きていく方法』をまじめに現実的に解説していきます。

この記事を読んでいただければ、あなたの悩みに対する解決策のヒントが見つかるはずです。
ぜひ、最後までお付き合いください。

では、いきましょう。

この記事を書いているのはこんな人
  • 某大手IT企業でコンサルをやっています
  • 投資歴は10年以上です
  • FX(デイトレ)・株式(主に米国)・仮想通貨のトレードをしています

働かないで生きていくことは可能か?

働かないで生きていくことは可能

繰り返しですが、働かないで生きていくことは可能です。

ただし、ネタバレ気味ですが、一般的なサラリーマンの生活水準を維持しつつ働かずに生きるためには、1~2億円の資産形成が必要になります

読者の方
読者の方

1~2億円!? 絶望しました・・・

そう思うかもしれませんが、ここで思考停止しないでください。

ここで思考停止になるのは、あなたが無意識のうちに自分の心に制限(マインドブロック)をかけてしまっているから。

本当に『働かずに生きる人生』を望むなら、これまでの自分の常識を捨てマインドブロックを外す必要があります。

ここから、『働かずに生きる人生』は決して届かない目標ではない、という話をします。

実際、多くの人がFIREしている

まず、いまや働かないで生きていくことは、現実的に到達できる目標と考える人が多くなってきています。

その証拠に、『FIRE』と言葉が生まれ、書籍もたくさん出版されました。

『FIRE』とは、『Financial Independence, Retire Early』の頭文字を取った言葉で、経済的に自立し仕事を早期リタイアすることを指します。

↓ 実際、多くの人がFIREしています。

FIREするための外部環境は整備された

この10年で、FIREするための外部環境は十分整備されました。
もちろん、その起爆剤は、スマートフォンとインターネットです。

例えば、

  • シェアサービスやサブスクが浸透して、家や車などモノを所有するコストが減りました。
  • コロナによってリモートワークが加速され、家賃や物価の安い地方にいても仕事ができるようになりました。
  • GAFAをはじめとするプラットフォーマーたちによって、個人が給料に依存せず収入を得られる環境も整いました。

FIREするためのツールはすべて揃っています。

必要なのは、あなたの意思と行動だけ。

働かずに生きる方法をまじめに考えてみる

それでは、『働かずに生きるための条件』と『働かないで生きていく方法』をまじめに考えていきます。

働かずに生きるための条件は『支出<収入』

まず、働かずに生きるための条件。

当たり前ですが、働かずに生きるための条件は『支出より収入のほうが多い状態』を作ることです。

そして、条件はこれだけです。

例えば、あなたが弁護士や医者や会社の経営者である必要はありません。
もちろん、資産家の息子である必要もないのです。

自分が資産家の息子でないことを嘆くよりも、『支出より収入のほうが多い状態』をどう作るか、ここに自分のアイデアと時間を投資しましょう。

支出以上の不労所得があれば働かずに生きることが可能

では、もっと具体的に、働かずに生きるための条件を深掘りしていきます。

ポイントは、

  • 支出は人によって違う
  • よって、働かずに生きるための必要な収入も人によって違う

ということです。

必要な支出額とは

まずは、生きていくために必要な支出額の目途をざっくり立てておきましょう。

一般的なサラリーマン家庭の生活水準を維持する場合の支出額です。

  • ① 自分の生活費を記録する
  • ② 費用別に統計値を集め合計する
  • ③ 年収から想定する

支出額を試算するには、上記の①~③の方法があります。
①②③の順で精度が高く、そのぶん手間がかかります。

今回はざっくりでいいので、上記③の方法で試算します。

国税庁が公表している統計によると、日本人の年間の平均給与は約430万円です。

なので、家族構成とか住んでいる場所とか趣味の多さとか人によって条件は違うものの、年間430万円あれば平均以上の生活はできる、ということになります。

出典:民間給与実態統計調査(令和3年9月 国税庁)
https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2020/pdf/002.pdf

働かずに生きるために必要な貯金額とは

働かずに生きるために必要な貯金額は1.1億円

では、支出が年間430万円とした場合に、貯金額はいくらあれば働かないで生きていけるでしょうか。

FIREの目安は、支出の25倍と言われています。
なので、働かずに生きるために必要な貯金額は、

430万円(支出) × 25倍 = 1億750万円 (必要な貯金額)

となり、
約1.1億円の貯金があれば、働かないで生きていくことが可能、ということになります。

貯金をすべて運用資産に変える

しかし、1.1億円を『貯金』として持っておくと、使った分だけ減る一方です。
なので、これを運用資産に変える必要があります。

FIREの本などによると、資産運用で得られる平均的な年間の運用益は4%と言われています。
(先ほど貯金額の試算で使用した25倍の根拠です。)

1.1億円の資産があり、支出が430万円の人の場合で考えてみます。

  • 1.1億円の資産があれば、年間440万円の運用益が見込める
  • 支出が430万円であれば、資産を減らさずに運用益で支出をまかなうことが可能

実際、私は米国株を10年以上運用していますが、年間4%という数字は経験的にも正しいように思います。(いい年も悪い年もあるので、あくまで長期目線での平均値として)

ちなみに、1.1億円の貯金額を作ってから一気に運用資産に変えるよりは、最初から運用資産として(例えば米国ETFあたりを)積み立てていくほうがリスクも低く、積み立て期間中の運用益も得られるので、おすすめです。

働かずに生きる方法とは【あきらめるな】

働かずに生きるための条件をおさらいしておきます。

働かずに生きるための条件
  • 支出 :430万円 /年間
  • 資産 :1.1億円 /年間
  • 運用益:4%(440万円 /年間)

だいぶクリアになりましたね。

ここからは、『資産:1.1億円』に絶望しているあなたのために、1.1億円がない人のための働かないで生きていく方法を考えていきます。

1.1億円なくても働ないで生きていく方法はある

1.1億円なくても働ないで生きていく方法はあります。

『私はもう1.1億円あるので、本日をもってFIREします』

という人はほぼいないはず。

なので、働かずに生きるための条件達成を目標にしたうえで、その間をどう生きていくかが大切です。

  • 方法①:支出の削減
  • 方法②:給料とは別の収入を作るく
  • 方法③:まずは行動してみる

この3つを意識します。

方法①:支出の削減

まずは『方法①:支出の削減』です。

おさらいですが、働かずに生きるための条件は『支出 < 収入』という状態を作ることです。

なので、支出を削れば、必要な収入・運用資産の目標金額は下がります。

例えば、月に20万円で生活できれば、支出は年間240万円。
必要な運用資産は6,000万円になります。

方法②:給料とは別の収入を作る

次は、『方法②:給料とは別の収入を作る』です。

給料とは別に収入が少しでもあると、会社をやめてもその収入は残ります。
なので、目標はさらに低くなります。

例えば、支出が年間240万円(月20万円)で、給料以外の収入が年間120万円(月10万円)ある場合だと。

働かずに生きるための当面の目標
  • 支出 :240万円 /年間
  • 収入 :120万円 /年間(給料以外で)
  • 資産 :3,000万円
  • 運用益:4%(120万円 /年間)

運用資産は3,000万円あればOK、ということになります。
だいぶ目標が近づいてきた感じがしませんか。

この時代、会社員じゃなくても月10万円を稼ぐ方法はたくさんあります。

  • スキルマーケット
  • ブログのアフィリエイト
  • せどり
  • FX
  • 仮想通貨

例えば、上記のような方法を使えば、パソコンとスマホだけあればOKです。
クライアントともメールやメッセージのやりとりだけで仕事を完結することができるので、ストレスもなく収入を得ることが可能です。

方法③:まずは行動してみる

最後は、『方法③:まずは行動してみる』です。

行動してみる、結局これが一番大事です。

行動してほしいことのチェックリスト
  • 自分の支出を明らかにして支出を見直す
  • 給料の一部を投資信託かETFの積み立てに回す
  • 副業(FIRE後の本業)にチャレンジする

まずは、働かずに生きる(完全に不労所得で暮らす)の手前のステップを目標に、がんばってみましょう。

何から手を付けたらいいのか悩む方は、別記事『【保存版】自宅でできる『社会人の自己投資』完全ガイド』も参考にしてみてください。

『働かずに生きる』に近い理想の生き方とは

ここからは応用編です。

『働かずに生きる』という生き方の本質をもう少し深掘りします。

働かずに生きていきたいと考える人の多くは、純粋に『働くことがイヤ』というより、働くことで時間を奪われたり、仕事の人間関係からストレスを受けるのがイヤ、という意見だと思います。

『働かずに生きる』という生き方の本質とは、

『働かずに生きる』という生き方の本質
  • 生き方①:仕事に選択の自由がある
  • 生き方②:時間の拘束がない
  • 生き方③:場所を選ばない
  • 生き方④:人間関係のストレスがない

こういう生き方ではないでしょうか。

では、理想とする生き方を具体的に確認していきましょう。

生き方①:仕事に選択の自由がある

1つ目は『仕事に選択の自由がある』です。

自分がイヤだと思う仕事はしない、ということ。

つまり、

  • 自分の好きなこと
  • 自分の成長の糧となること
  • 誰かの喜びにつながること

を自分の仕事にできる。
そういう生き方が理想です。

生き方②:時間の拘束がない

2つ目は『時間の拘束がない』です。

働く時間を自分で決め、働きたいときにだけ働く、ということ。
クライアントですらない誰かが決めた期限に向けて働くのはもうやめましょう。

生き方③:場所を選ばない

3つ目は『場所を選ばない』です。

働く場所を選ばず、世界のどこにいても仕事ができることが理想です。
これができれば行動の自由が広がります。

生き方④:人間関係のストレスがない

4つ目は『人間関係のストレスがない』です。

会社員をしていると、人間関係のストレスは多くなります。
会社に頼らない生き方は、こういった人間関係からも解放してくれます。

働かないで生きていくことの注意点

働かないで生きていくことには注意点もあります。

それほど重要なものはないですが、さらっと見ておきましょう。

働かないで生きていくことの注意点
  • 注意点①:退屈になる
  • 注意点②:社会や人との接点が減る
  • 注意点③:社会的信用が下がる(賃貸やカード・ローンの審査で不利)

順番にいきましょう。

注意点①:退屈になる

注意点の1つ目は『退屈になる』です。

仕事に割いている時間がゼロになると、かなりの時間ができます。

多趣味な人は問題ないですが、サラリーマンをやっていても休日の時間を持て余すという人は、さらに時間を持て余すことになります。

注意点②:社会や人との接点が減る

注意点の2つ目は『社会や人との接点が減る』です。

働くのをやめると、よほど強い関係性の人を除いて、仕事の人間関係がさくっとなくなります。仕事のコミュニティで生きている人は、独りぼっちになるかもしれないので注意が必要です。

注意点③:社会的信用が下がる(賃貸やカード・ローンの審査で不利)

注意点の3つ目は『社会的信用が下がる』です。

マンションの賃貸や、カード・ローンの審査は、会社という看板が信頼を与えてくれている部分が大きいので、会社で働くのをやめると信用審査が不利になる可能性があります。

働かずに生きる方法と必要な貯金額まとめ

いかがでしたか。

この記事では、

  • 働かずに生きるための条件を明らかにしたうえで、
  • 働かないで生きていく方法を解説し、
  • 働かずに生きるという生き方の本質を深掘りしてきました

そして、最初の目標地点の目安として、

  • 支出 :240万円 /年間
  • 収入 :120万円 /年間(給料以外で)
  • 資産 :3,000万円
  • 運用益:4%(120万円 /年間)

というゴール設定をしました。

めざす場所は決まりました。
そして、スマートフォンとインターネットによって、ツールも整っています。

あとは、『働かないで生きていく』生き方を目指すかどうか、という選択があるだけです。

では、また。

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