【攻略法あり】FXは無理ゲーか?『FXはやばいから、やめとけ』という意見を検証してみる

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FX

————【ご報告】————
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収入も安定・仕事も順風満帆そうな私が、なぜ副業ブログを始めたのか、その理由について記事にまとめています。ぜひ読んでやってください。

———【ご報告終わり】———

読者の方
読者の方
  • 『FXはやばい』『FXはやめとけ』というネット記事を見たけど、実際はどうなの?
  • 『FXは無理ゲー』ってホントか知りたい

そんなモヤモヤを解決します。

FXは、数ある投資の中でも難しいほうの投資です。
それゆえに、『FXはやばい』『FXはやめとけ』『FXは無理ゲー』という記事があふれています。

確かに、FXは、投資信託やETFもしくは米国株あたりと比べると難しいです。
しかし、難しいだけあってリターンが大きいのも事実。

『FXはやばい』『FXはやめとけ』『FXは無理ゲー』というネット情報だけで、その真偽を確かめずFXを投資対象から外すのは正直もったいない。

本記事では、

  • なぜ『FXはやばい』と言われるのか
  • 『FXはやめとけ』という人の誤解
  • 『FXは無理ゲー』という人が負け続ける理由
  • FXを無理ゲーにしない攻略法

を解説していきます。

この記事を読み終わるころには、どうやったらFXで勝っていけるのかのイメージが出来上がると思います。ぜひ、最後までお付き合いください。

この記事を書いているのはこんな人
  • 某大手IT企業でコンサルをやっています
  • 投資歴は10年以上です
  • FX(デイトレ)・株式(主に米国)・仮想通貨のトレードをしています
目次
  1. FXは無理ゲーか?結論、難しいが攻略できる
  2. 『FXは無理ゲー、やばいからやめとけ』と言われる理由
  3. 『FXは無理ゲー、やばいからやめとけ』と言っている人の誤解
  4. 『FXは無理ゲー、やばいからやめとけ』と言っている人が負け続ける理由
  5. 『FXは無理ゲー、やばいからやめとけ』と言っている人に伝えたいFXの真実
  6. FXを無理ゲーにしない攻略法
  7. 【まとめ】FXは無理ゲーではない、難しいが攻略できる

FXは無理ゲーか?結論、難しいが攻略できる

FXは無理ゲーか?

この質問に対する回答は、明らかに『No』です。

FXは無理ゲーではありません。
ただし、FXが結構難しいのは事実です。

私は、投資信託、ETF、日本株、米国株、仮想通貨、FXを投資としてやっていますが、FXが一番難しいと感じています。(理由は記事後半で詳しく解説しています。)

しかし、FXは難しいですが、攻略することは可能です。

結論だけ言われても『なるほど、FXは無理ゲーではないのか』と納得できないと思いますので、具体的に内容について解説していきますね。

『FXは無理ゲー、やばいからやめとけ』と言われる理由

『FXはやばい』『FXはやめとけ』『FXは無理ゲー』と言われている理由を並べると、だいたい次のような内容です。

『FXはやばい』と言われる理由
  • 理由①:9割の人は負けるらしい
  • 理由②:資金が1日で溶けてなくなるらしい(大損するらしい)
  • 理由③:最後には借金だけが残るらしい

では、その真偽を検証していきましょう。

FXがやばい理由①:9割の人は負けるらしい

『9割の人は負けるらしい』は、本当です。

FXを始めた人のうち、9割は退場すると言われています。
『え、やば。FXやめよ。』と思った方は話を最後まで聞いてください。

FX初心者が退場させられる原因は共通していて、次の2つのどちらかです。

FX初心者が退場させられる主な原因
  • FXの知識がなさすぎる
  • レバレッジをかけすぎる

具体的なイメージで言うと、

  1. 特に根拠もなく急激な高騰・下落に乗じてエントリー
  2. 反転してロスカット
  3. 取られた分を取り返すためにリベンジエントリー
  4. しかもレバレッジかけまくり
  5. 強制ロスカット
  6. 退場

だいたい、こんな感じでしょう。

まず「3」を阻止するだけで、生き残れる1割に入れます。
さらにいうと、「1」を制御できればFXは勝てます。

FXがやばい理由②:資金が1日で溶けてなくなるらしい(大損するらしい)

『資金が1日で溶けてなくなるらしい』も、本当です。

FXでは、レバレッジをかけることができます。
具体的は、国内の証券会社だと、自分の資金に対して25倍までのレバレッジを掛けることが可能。

つまり、本来であれば1万円の利益が、レバレッジによって25万円の利益になるということです。もちろん、損失の場合も同様です。

賢明な読者の方々は、すでに気づかれていると思いますが、FX初心者がレバレッジを効かせてやるなんて絶対にやってはいけない行動です。

FXにおいてレバレッジは強力な武器です。
しかし、その武器を使っていいのは、成熟したFXトレーダーになってからです。

FXがやばい理由③:最後には借金だけが残るらしい

『最後には借金だけが残るらしい』は、ほぼ間違いです。

FXで借金することはありません。

なぜなら、自分の資金に対して、含み損が一定の割合を超えると自動的にロスカットされる仕組みになっているからです。要は、システム的に強制退場させられるようになっています。

例外的に、借金が残る可能性があるとすると、『FXにお金を突っ込むために金融機関から借金してしまう』というケースです。

これは絶対にやめましょう。
FXは生活に必要なお金を除いた『余剰資金』の範囲内で行うことが絶対に守るべきルールです。

『FXは無理ゲー、やばいからやめとけ』と言っている人の誤解

『FXはやばい』『FXはやめとけ』『FXは無理ゲー』と言っている人の誤解について見ていきます。

FXでよくある誤解、それは次の3つです。

FXでよくある誤解
  • 誤解①:FXはすぐに稼げると思っている
  • 誤解②:FXギャンブルと勘違いして一獲千金を夢見ている
  • 誤解③:FXは『相場に勝つ』ゲームだと思っている

では、順番にいきましょう。

FXの誤解①:FXはすぐに稼げると思っている

誤解その①は、『FXはすぐに稼げると思っている』です。

すぐ稼げると思ってしまう理由は次の通り。

  • 上がるか下がるか確率は1/2
  • レバレッジにより資金がなくても稼げる

上記のような考えの場合、特に根拠のないポイントでエントリーしてしまいます
しかも、レバレッジをかけまくって。

こういう人は、価格が逆行すると『いつかはもとの価格に戻ってくる』というお祈りモードに入り、そのうち強制ロスカットにあうのです。

こういう行動をしていれば退場して当然なのですが、『FXはやばい』『FXはやめとけ』『FXは無理ゲー』という考えにつながっています。

FXの誤解②:FXギャンブルと勘違いして一獲千金を夢見ている

誤解その②は、『FXギャンブルと勘違いして一獲千金を夢見ている』です。

『FXで1億円稼いだ主婦』のような伝説的なエピソードをよく聞きます。

この手のエピソードを体現するため、『よし、自分も』と運試しでFXを始める人がいますが、完全にFXを誤解しています。

FXは、運試しとは程遠く、確率と利益・損失をコントロールし期待値を最大化する、とても緻密なゲームです。知識もなく努力もせず運だけでクリアできるゲームではありません。

FXの誤解③:FXは『相場に勝つ』ゲームだと思っている

誤解その③は、『FXは相場に勝つゲームだと思っている』です。

FX初心者は、『相場』という見えない大きな敵を作り出し、その大きな敵と戦おうとします。
実際、私も初心者のころはそうでした。

でも、現実は違います。

FXとは、巨大な敵に挑む『ドラゴンクエスト』的なものではなく、常に優劣が変わるチーム戦において、勝ち組に居続けるというゲームなのです。(これはFXの本質的な話なので、記事後半でしっかり解説します。)

強制退場をうまく回避した賢明なFX初心者も、ゲームのルールを勘違いし、1人で『相場』という大きな敵と戦い続け、疲弊していずれ退場してしまうのです。

『FXは無理ゲー、やばいからやめとけ』と言っている人が負け続ける理由

『FXはやばい』『FXはやめとけ』『FXは無理ゲー』と言っている人が負け続ける理由をサラッと見ておきましょう。

それは次の5つです。

負け続ける理由
  • 負ける理由①:FXの知識不足
  • 負ける理由②:トレードに根拠がなく勘と運で勝負
  • 負ける理由③:ネットの情報を信じすぎ
  • 負ける理由④:大きな利益を狙いすぎ
  • 負ける理由⑤:損切りできない

それでは、順番にいきましょう。

負ける理由①:FXの知識不足

FXで負け続ける理由で、一番大きいのが『FXの知識不足』です。

これは、戦場に丸腰で突撃しているようなもの。
『FXに関する知識不足』『FXのルールの理解不足』これが負ける理由の第一位ではないでしょうか。

負ける理由②:トレードに根拠がなく勘と運で勝負

2つは、『トレードに根拠がなく勘と運で勝負している』です。

なぜ、その価格・時間でエントリーしたのか。
これが説明できなかったり、曖昧だったりすると、それは『根拠』のない勘と運でのトレードです。

根拠がなければ再現性がなく、勝ち続けることはできません。
また、負けたときも、なぜ負けたのかがわからず、同じ負けを繰り返してしまいます。

負ける理由③:ネットの情報を信じすぎ

3つは、『ネットの情報を信じすぎ』です。

これも根拠がないトレードの派生のようなもの。
他人の情報から気づきを得ることは大事なことですが、鵜呑みは絶対にNGです。

負ける理由④:大きな利益を狙いすぎ

4つは、『大きな利益を狙いすぎ』です。

上がりっぱなしの相場、下がりっぱなしの相場はありません。
上がったら下がるし、下がれば上がります。

せっかくいいポイントでエントリーできても、適切な位置で利益確定ができなければ利益にはつながりません。

負ける理由⑤:損切りできない

5つは、『損切りできない』です。

自分の意思で損失を確定する、というのは心を削る作業です。
しかし、自分の資金を守るうえで、損切りは絶対に必要。

損切りできずに強制退場、これは絶対に避けねばなりません。

『FXは無理ゲー、やばいからやめとけ』と言っている人に伝えたいFXの真実

ここからは、FXの本質に触れる内容を解説していきます。

FXの真実
  • 真実①:FX相場において私たちは常に弱者
  • 真実②:常勝FXトレーダーはカリスマではなく職人
  • 真実③:勝ち数を増やすのではなく負け数を減らすほうが重要

では、順番にいきましょう。

FXの真実①:FX相場において私たちは常に弱者

FX相場において私たち個人投資家は常に弱者です。

では、FXにおける強者とは誰か。

FXの強者は、SNS等で『1億円稼いだ!』と言っている個人投資家たちではありません。
FXというゲームにおいては、彼らもまたFX初心者と同じ弱者側です。

FXでは、莫大な資産を運用する法人投資家、いわゆる『機関投資家』が圧倒的な強者なのです。機関投資家は、相場を動かすほどのパワー(=資金力)を持っています。

この機関投資家たちは、初心者の投資心理を熟知しており、初心者を強制的にロスカットに追い込み、それを自分たちの利益にしています。

私たち個人投資家が生き残るには、この機関投資家への対策が必要です。

FXで生き残るための対策
  • 機関投資家が狙っている場所には近づかない
  • 機関投資家のおこぼれをいただく

機関投資家への対策は、クマと同じです。
襲われないためには、機関投資家が狙っている場所には近づかない

そして、機関投資家が過去に狙った場所は、実はチャートに記録されています。

その代表的なパターンが『ダマシ』です。
FXでよくある一瞬ブレイクしたと見せかけて、ライン内に戻ってくる動きですね。

スキルがついてくると、機関投資家の行動を読み、それを自分に有利に使うことが可能です。
常勝トレーダーと言われる人たちは、こういうことをしています。

FXの真実②:常勝FXトレーダーはカリスマではなく職人

常勝FXトレーダーは、相場の波を瞬間的に読み、センスでトレードをしているカリスマのように勘違いされます。

しかし、実際は、常勝FXトレーダーはカリスマではなく、職人です。

常勝FXトレーダーがやっているのは、過去チャートを分析し、トレードのシナリオを複数想定し、シナリオに沿って自分の勝ちパターンだけをトレードする、ということ。

誰にでもできる作業を、誰にもできない量、こなしています。
それが常勝FXトレーダーの正体です。

FXの真実③:勝ち数を増やすのではなく負け数を減らすほうが重要

FXで勝ち続けるために大事なことは、勝ち数を増やすことではありません。
FXで大事なことは、負け数を減らすことです。

例えば、

  • 毎月100pips×10回勝って100pips×9回負けるトレーダー
  • 毎月100pips×1回勝つトレーダー

は同じ利益になりますが、目指すべきは後者です。

実際に、FXを始めたばかりの時期に自分のトレード結果を分析すると、トレード回数が多い週ほど損失が大きいという結果が如実に出ます。勝ち数を多くしようとすると、勝率の低いところでもエントリーしてしまい、結果利益を失うからです。

確実に勝てるところだけトレードして、それ以外はトレードしない。
それが常勝FXトレーダーの真の姿です。

FXを無理ゲーにしない攻略法

最後に、FXを無理ゲーにしないための攻略法を紹介します。

FXを無理ゲーにしないためには、

  • 不確定要素を減らす
  • 損失リスクを小さくする

ことが大切です。

そのための方法を5つ紹介します。

この記事を書いているのはこんな人
  • 攻略法①:トレードする通貨ペアを絞る
  • 攻略法②:デイトレかスイングトレードから始める
  • 攻略法③:一方向だけにエントリーする
  • 攻略法④:エントリーと同時に利確と損切りを決める
  • 攻略法⑤:少額で始める

では、順番に見ていきましょう。

攻略法①:トレードする通貨ペアを絞る

攻略法1つ目は、『トレードする通貨ペアを絞る』です。

通貨ペアが多いほど、トレードチャンスは多くなります。
トレードチャンスが増える⇒利益が増える、と思いがちですが、これは間違い。

この考えでトレードすれば、一瞬で資金を溶かします。
FXを攻略するうえで大事なことは、不確定要素を減らすこと。

そのためには、

  • 想定外の動きが多い通貨ペア(マイナー通貨)は避ける
  • 特定の通貨ペアのチャートを細部までじっくり観察する

ということが大事です。

具体的には、以下の3通貨ペアだけで十分です。

FX初心者におすすめの通貨ペア
  • ドル円
  • ユーロ円
  • ユーロドル

この3つは取引高が多いので、値動きが安定していますし、東京・ロンドン・ニューヨークという3大マーケットだけ意識しておけばいいので、トレード時に考慮すべき変数も少なくなります。

攻略法②:デイトレかスイングトレードから始める

攻略法2つ目は、『デイトレかスイングトレードから始める』です。

FXの値動きは、上位の時間足の影響を受けます。
なので、自分のトレードする時間足が小さいほど、分析する上位足の数が多くなります。

トレードする時間足のイメージ
  • スイングトレード :4時間足
  • デイトレード :1時間足
  • スキャルピング :1分足

デイトレードやスイングトレードであれば、注意する上位足は月足・週足・日足ぐらいでいいですが、スキャルピングはほぼすべての時間足を観察することになります。

FX初心者がスキャルピングに挑むのは無謀です。

攻略法③:一方向だけにエントリーする

攻略法3つ目は、『一方向だけにエントリーする』です。

FXは売りも買いもあり、そのためトレードの方向が定まりにくいものです。

慣れるまでは、エントリーする方向を上位足トレンドと同じ方向だけに限定しましょう。
そうすることで、トレードの判断がシンプルになります。

例えば、トレード足が1時間足であれば、日足を見ましょう。
日足が上昇トレンドであれば買いエントリーのみ、日足が下降トレンドであれば売りエントリーのみ、日足がレンジであればトレードしない、というイメージです。

攻略法④:エントリーと同時に利確と損切りを決める

攻略法4つ目は、『エントリーと同時に利確と損切りを決める』です。

値動きを見て裁量で利確や損切りを決めるというやり方もありますが、FXを始めたばかりのころは、メンタルをうまく制御できず判断が遅れがちです。

慣れるまでは利確と損切りは自動的に行うようにしましょう。

攻略法⑤:少額で始める

攻略法5つ目は、『少額で始める』です。

最も一般的なFX投資の最小単位は、1万通貨です。
ドル円を例にすると、1ドル100円とすれば、トレード額は100万円(=100円×1万通貨)ですね。

ちなみに、FXはレバレッジが使えるので実際に100万円を用意する必要はありません。
国内だとレバレッジの最大は25倍なので、4万円あれば100万円のトレードが可能、という計算です。

話を戻しますが、ドル円を1万通貨でトレードした場合、ドルが1円上下するだけで、1万円の利益・損失が出ます。

初心者にこの額は大きすぎます。
軍資金10万円で始めたとして、1万円の損失を10回出せばゲームオーバーです。

初心者は、必ず『少額トレード』から始めるようにしましょう。

証券会社の中には、最小単位を1通貨や1,000通貨からトレードできる講座を提供している会社があります。初心者のときは、まずはこの少額トレードが可能な口座を開設しましょう。

初心者向けのおすすめ口座は、別記事『【保存版】FX初心者のためのトレード口座開設の心得』で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

【まとめ】FXは無理ゲーではない、難しいが攻略できる

いかがでしたか。

本記事では、『FXはやばい』『FXはやめとけ』『FXは無理ゲー』という意見について検証しました。

FXは確かに投資の中でも難しいです。
しかし、無理ゲーではありません。

FXを無理ゲーと感じるのは、FXのことを『知らなすぎるまま』もしく『誤解したまま』トレードをしてしまっているからです。

正しい知識を得れば、FXは怖くありません。
むしろ、これほど資金がなくてもハイリターンが望める投資はありません。

この記事が、あなたがFXに一歩踏み出す、その小さな手助けになればうれしい限りです。

では、また。

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